身分によってかわることのない恋心や人の死への悲しみ、身分や立場によってことなる悩みや悲しみなどをうたった『万葉集』の歌から、この時代を生きた人びとの息づかいが伝わってきます。
明日香から藤原京への都の移り変わる時代、貴族の文化や天香具山、明日香川をキーワードに、雄略天皇、舒明天皇、持統天皇、柿本人麻呂などがつくった歌を紹介。
万葉時代の人々の様子や暮らしを叙情的な絵物語で描きました。後半は豊富な絵や写真、図版で歴史的背景をわかりやすく解説しています。
「万葉集から学ぼう 日本のこころと言葉 古代の都」